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「整体を受けて体の歪みが揃ったのに、
どうしてまた歪むんでしょう?
足も組んでないし、悪い癖も止めているのに・・・」
と疑問に思われる方もいらっしゃいます。
しかし、だれでも利き腕があったり、長年の
左右の筋肉量の差などがあったりで、
まったく歪まない生活はなかなか難しいでしょう。
そこまで気を使わなくても、片足を曲げて寝るなど
といった、当院に来て気付いた悪い癖に気をつけて、
自己療法を継続し、定期的に歪みのチェック、
メンテナンスを受けていれば大丈夫です。
ただ、普段意識しない歪みの原因の一つに、
「家の間取り」があります。
私自身もいろいろチェックしてみました。
1.パソコン使うときの椅子が、左側が壁なので
いつも右側によく体をひねる。
2.お風呂で洗面器で湯をすくうとき、いつも右手。
体を洗う向きとか、当然ですがいつも同じ向きなので。
思ったより、少ないかな?
もっと探せばいろいろあるかもしれません。
もちろん間取りに関係なく、体の癖はいろいろ
あります。
どちらかの体の側を下にして、横向き寝するのが好き。
赤ちゃんを抱えるのが左手が多い。
掃除機はいつも右手に頼る。などなど。
何事も、始まりは小さなことの積み重ねなのですね。
うちにはテレビがありません。
あるのですが、たいしたものやってないんだからと
嫁が部屋の奥に片付けてしまいました。
(ちなみにそのテレビは、ネットの懸賞で1等賞で
当てました。。)
おかげさまで快適です。
本がたくさん読めるし、仕事も進むし、
体も休まります。
睡眠時間が取れなくて、体が休まってない方、
もしテレビを見ているならば、テレビを片付けて
しまうと、それだけで無駄な時間が減って
いい感じになりますよ
と思える方、たくさん理由はあるのですが・・・
特に酷く歪みが見られた例、2パターン。
1.痛み止めをずっと継続して飲んでいる。
「痛み」という体の悲鳴、サインを薬で押さえ込むこと
を継続されて、本来ならば痛みがもっと強くなるから
避けるであろう極端な猫背や足を組むことが長年の
習慣になっている。
2.コルセットを長い期間はめている。
コルセットをつけている部分とつけていない部分の
境目が、グニャッと曲がっています。
この2つ、昨日の1.にも共通して言えるのは、
強い刺激、薬、不自然な道具という、外部からの
影響を受けている、という点です。
もちろん歪みの原因は、その他にもいろいろありますが。
正しい姿勢、ケア方法を知ると、
自分に自信が持ててハッピーになります
「なんでこんなにガッチガチなんだ?」 と
最もびっくりした2パターン。
1.強い力でマッサージを受け続けている方
揉まれ続けているので、それに負けじと筋肉が
固まってしまってガッチガチ。
強い刺激を受けるのではなく、自然な姿を思い出す
ような施術を受けることで、良い状態に回復、維持
されます。
2.長年に渡って、湯船につかる習慣がない方
ずーっとシャワーばかりだったそうです。
一日の疲労がその日のうちにとれないことが
積み重なってガッチガチ。
長く湯船に入るくせをつけただけで、
上がらなくなった腕が上がるようになった
絵描きさんもいました。
当たり前すぎるほど当たり前ですが、つらいです。
初めて感じる痛みだと不安にもなります。
「自分の体はどうなっているんだ?」
「治るのか?」
「この先どうなるんだろう?・・・」
しかし、「痛い」とか「つらい」とかは、実は体が正常に
機能、反応している、という現われでもあります。
動くと痛い、ならば、
「今は動いちゃだめだよ」
「その動きは止めておいて」
「今までの体の使い方は、何かが違っているよ。」
ということを、教えてくれている、サインなのでしょう。
そのサインを受け入れないで、反発するような感じで
「何でここが痛いんだ!」とか、
「このやろ、動け」とか、
「どうして自分の体だけこうなんだ、神様私が何か悪いことを
しましたか」とか、
自分の体を責めるようなことを言葉にすると、
経過は良くないようです。
もし、痛みを感じられなかったり、痛み止めに頼ったりして
本来だめな動きなどを続けてしまうと、
ついには動けなくなる、ということになるかもしれません。
実際、生まれつき痛みを感じることができない症状の
赤ちゃんは、指や舌を噛み切ったりしてしまうことが
あるという、著書を読んだことがあります。
そう考えると、「痛い」と感じられることも、実はありがたい。
自分以上に、自分の体のことを知ってくれている
「痛み」に感謝・・・