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骨盤は、寛骨(腸骨、恥骨、坐骨が一つのなったもの)と、
仙骨、尾骨によってできています。
それぞれの位置、左右の差、傾き、動きなどを
チェックして、正していくことを施術では目指します。
不妊、生理痛、産前産後の方に多い一つの例が、
仙骨が後ろに出っ張っている形。
反り腰になって、仙骨全体がお辞儀するように
前のめりに傾いていたり。
(尾骨がぴょこんと後ろに飛びはねて見える)
反対に、座るときなどに腰が猫背になって
仙骨も後ろに倒れて出っ張っていたり。
骨盤全体の締りが悪くて、妊婦さんみたいに
骨盤全体が大きくなって仙骨が常時後ろに
張り出していたり。
産後に、骨盤の締りが悪くてそうなっている
場合もあれば、出産経験がないのに締りが
悪い人もいます。
などなど、いろいろあるのですが。
一つの判断として、夜寝るときに仰向けに
寝るのが少ないという方。
これは、危険サインの1つです。
仰向けになると、背中や腰が張って、落ち着かない
感じがする。
無意識に仰向けを避けて、横向きに寝たり、
うつ伏せ寝が多くなっている方がいます。。
酷い場合だと、仙骨がはっきりと床にあたって痛い。
痛いのに、無理に仰向けで寝る必要はありませんが、
やはり、施術、自己療法により、自然に、ラクに
仰向け寝ができるような体を作っていくことが大切です。
そうすれば、一晩での体の回復力も増して
不調から自己回復できる体に一歩近づきます。
ベッドが低反発などで、仙骨の出っ張りが吸収されて
しまって、本来出るべき痛みを感じていない方もいます。
これは、時間が経つとかえってやっかい。
妊婦さんでも、切迫早産になる方は、本来よりも
早い時期に仙骨が飛び出てくるのが見るとわかります。
こうなると、赤ん坊も早い段階で下に下がりすぎて
いるのですね。
そうした場合でも、施術で対応します。
場合によっては、トコちゃんベルトを使ったり、
自己療法でも仙骨の位置がよくなるやり方をお伝えします。
一番良いのは、妊娠前から、骨盤を整え、
生理痛、腰痛、肩こりなどをなくしておくことですね。
また、仙骨が出っ張る形の場合、えてしてお腹も固い。
それでは、生理痛、生理不順、はたまた妊娠しづらかったり
という不調につながります。
ではなぜ、仙骨が出っ張るのか、腹が固くなったのか。
施術を受けるとともに、その原因を考えて、日々の生活の
中での修正ポイントを探ることが、
痛みの解消のために、妊娠のために、流産予防、
切迫早産予防のために、安産、快適な産後のために、
更年期障害予防のために、お腹の中にいる赤ん坊が
ラクでいるためには、大切です。
施術の大きな目的の1つは、そうした原因探しにあると
言っても良いでしょう。
体育座りでパソコン、食事・・・
単純に足を組んで座る、内股のペタン座りをしている。
ソファーで体丸めてテレビ見ている。
寝ているときに片足を曲げている。
睡眠時間が少ない。
ヒールの履きすぎ。
目の酷使。
抱っこが多い。抱っこのやり方が下手。
旦那さんに背を向けて、いつも子供の方ばかり向いて寝ている。
食事内容。
クスリの副作用。
などなど・・・
だいだい、原因は、積み重ねている日常生活に多くはあります。
何年にも渡ってそうしたことを続けた結果、今の骨盤、骨格が
できあがっています。
虫歯のようなものかもしれませんね。
どこかでリセット、修正、さらには良い状態をキープできれば、
きっと違った人生になるでしょう。
今日の便は、すこし出づらかった。。
こんなのは最近めずらしい。
食物繊維が足りなかったか。 水分不足か。
いやここは、やはり整体の視点から考えてみると・・・
便の出が悪いといっても、便の状態が悪いというより、
お尻に全力の力が入らない感じ。。
ということは、その筋肉につながる骨が、
左右前後、なんらかの歪みがあるかも。
そうです。
骨格が歪んだ状態だと、筋肉にも力が入りません。
例えば、
当院によく、「手に力が入らない」という方が来られます。
脳のMRIなど検査しても異常なし。
こうしたときの施術の一例を簡単に書いてみると…
「5割ぐらいしか力が入りません」
↓
骨盤周りから調整
背中などのハリも取り除く
↓
「7割ぐらい力入るようになりました」
↓
肩周り調整
鎖骨、肩甲骨など揃えたり
↓
「またちょっと良くなりました」
↓
腕の関節調整
尺骨、トウ骨のねじれや緩みを修正したり
↓
「あまり変わりません」
↓
頚椎調整
↓
「すっごい力入ります!」
あとは、施術を繰り返して正しい形のくせ付け、
原因となっていた習慣を止めることなどが大事。
人によって不調の原因はさまざまなので、
実際の施術の流れ、結果もさまざまです。
ただ、明確に、
骨格の歪みなどがあると、
筋肉も全力でパワーを発揮できない、
ということは施術をしているとよくわかります。
筋肉もそうだし、内臓もそのようです。
きれいな骨盤の形、位置であれば、
腸もGOOD、子宮もGOOD。
便秘、下痢、生理痛も改善、切迫早産も
予防できます。
何年もずっと胃薬を飲んでいた方が、
肋骨の位置が良くなったら胃薬なくなったとか。
ぜんそくの方が、猫背矯正の施術を続けたら
ラクになったとか。
背中のハリ癖を良くしたら、不整脈が全く
消えたとか。
骨格を正すことで、良くなる不調は
たくさんあります。
(こうした姿勢矯正を、いずれ病院でもできるように
なるともっとみんなハッピーになれるはず!)
さらにさらに、
「痔」も猫背とか、骨盤がズレ、広がったりで
内臓が下に落ちてきたりが原因だったり。
骨盤のズレで肛門周辺の筋肉の力の
入り具合の悪さ?なども影響するかも。
上記の腕に力が入らないのと同じですね。
そう考えると、男性の勃起力低下なども、
一緒でしょう。
産後の尿漏れ、恥骨結合離カイなどは
骨盤のズレ、広がりが直接影響しているのが
わかりやすいですね。
歯の定期健診と同様に、
定期的な骨格チェック、調整を。
今の、将来の、人生が、違ってきます。
はるかー
あなたとこれからずっと一緒なんて
こんなハッピーなことはない!
ちまたの骨盤本を読みあさって、確かにそうだな〜と
思ったものがありました。
それは・・・
ローライズのジーンズは、体に悪いのではないか?
ということです。
ローライズをはく位置が、骨盤の上部にあたるので、
骨盤の下側が開くようです。
O脚にもなりやすいです。
ローライズ=O脚養成ズボン
なんていう図式も成り立つような感覚があります。
来院される方の体を見ていて、
また話を聞いていて、最近
確信を得るようになりました。
骨盤の上部を固定、締め付けている状態で、
腰周りの筋肉が全体的に張ってくるし、
体も硬くなっている・・・
考えたら、当たり前のことだったのですが。
症状がでるのは、長い習慣の積み重ねが
あった後です。
今、ローライズばかりをはいている方、
ご注意を!